自分の位置と方向の確認
先日、ブラインドダンスの選手の方に聞いた話の中にすごくためになることがあった。
目が見えない人にとって、ダンスは相当に難しいと思う。
特に踊っている最中に自分の位置がどこにあって、どの方向に向いているのかをどうやって把握しているのか、そのことがよくわからなかったので聞いてみた。
すると、目が見えない皆さんは、常日頃から時計の文字盤を頭に描いて90度の方向とか、45度とかを把握しているのだそうだ。
例えば食事のときも、テーブルのどのあたりに何が置いてあるのかは、12時のところに○○があると聞けばわかる。
ダンスを踊るときも同じなのである。ターンの角度も、LODもそれでわかる。そして何よりすごいと思ったのは、把握するのに時間はかかるが、いったん把握してしまうと狂いが少ないということだ。
目が見えると、そうはいかない。角度はかなりあいまいになる。自分ではきちっと45度をとったつもりでも、40度だったり、50度だったり、あるいはもっと狂っていたりする。
そこで時には目をつぶって、時計の文字盤を思い浮かべて角度を取る練習をしてみたらどうだろうかと思った。
なかなか正確に角度を取るのは難しいものだ。
ダンスジャーナル



